「超絶技巧、未来へ!~明治工芸とそのDNA」

投稿日:

こんにちは、エリアマネージャーYです。

 

先日、山口県立美術館で開催中の

「超絶技巧、未来へ!~明治工芸とそのDNA~」に行ってきました。

 

 

前回の2018年の展示に衝撃を受け、今回も楽しみにしていました。

今回は何点か写真撮影OKな作品がありました!SNSでシェアOKとのこと。

 

【前原冬樹 作 「一刻」スルメに茶碗」

パーツを組み合わせることなく1本の角材を切り、削り、彩色した一木作り。

めちゃくちゃリアルなスルメ。

 

【福田亨  作 「吸水」】

蝶は色をつけず、木材の色を組み合わせて作られています。

水の部分はその部分の厚みを残して掘り下げ、研磨を重ねてツヤを出しています。

蝶が載っている台座の部分は一枚の板で作られています。

もはや脳みそがついていけません。

 

 

【大竹亮峯 作 「月光」】

この月下美人の花の部分は鹿の角で作られています・・・・

そして花器に水を注ぐと、ゆっくりと花が開く驚きの仕掛け・・・

この作品の世界観が好きすぎます。

 

【青木美歌 作 「あなたと私の間に」】

ガラスとステンレススティールの作品。

繊細で儚くて危うい。

 

 

【盛田亜耶 作 「ヴィーナスの誕生Ⅱ」】

なんとこれ、切り絵です。

拡大するとわかるかも・・・

 

    

 

【岩崎努 作 「さくらんぼ」】

これも一本の木から掘り出した本物さながらのリアルな表現。

奥に見える無花果も。

 

 

これに、京都の三年坂美術館のコレクション、明治工芸の七宝や刺繍絵画の展示などもあり、

たっぷりゆっくりじっくりと、鑑賞を楽しみました。

写真はNGでしたが織田隼生さんという方のステンレススチールの作品が美しすぎて、

ずぅーーーっと見ていられそうでした。

 

11月10日まで開催中です。

本当に凄すぎて言葉を失います。機会があればみなさん行ってみてください!!